書籍紹介

ここでは、拙著を中心に、法律問題解決に役に立つと思われる
書籍をご紹介してゆきます。

改訂新版『困ったときにすぐわかる 内容証明の書き方・出し方』
弁護士小川義龍著/インデックスコミュニケーションズ(本体価格¥1,575-)
 ISBN 4-7573-0365-3

 

 

 

 内容証明とは、難しいものだ、普通使わないものだ、という印象は誤りです。

 内容証明は、トラブルの特効薬であり、だれでも簡単に入手できる市販薬でもあると思ってください。
 トラブルがなぜ起こるのかというと、曖昧な口約束だけで日常生活を過ごしているからです。また、トラブルがなぜ泥沼化するかというと、いざとなったら弁護士が助けてくれるとか、裁判官はわかってくれるという幻想を抱いているからです。
 日本人は特に自分の意志をはっきり相手に伝えない傾向があります。あうんの呼吸でわかってくれる、話せばわかる、という意識です。しかし、肝心の場面で自分の意志をはっきり伝えていないと、自分のホンネと相手のホンネがすれ違ってしまうことがあります。このすれ違いがトラブルの芽になります。

 また、トラブルが起こっても、自分の言っていることが正しいんだから、弁護士や裁判官はきっと自分の味方をしてくれると思いがちです。でも、弁護士も裁判官もあなたと違って第三者です。第三者とすれば、何か客観的に説得力のある証拠がなければ、あなたの言っていることが正しいかどうかはわかりません。口約束で曖昧なままで生じたトラブルに、あなたの言い分を支える証拠が何もなければ、あなたに味方してくれるとは限らないのです。
 このようなトラブルの芽を摘むために、また、トラブルが泥沼化しないようにするために、あなた自身でできる重要な作業は、書類の形にしておくことです。そして、専門家に依頼しなくてもあなた自身で作ることができる最高の書類が、内容証明なのです。

 本書は、
 @難しい専門用語はできるだけ使わずに、日常用語で楽しくわかりやすく内容証明を説明する
 A内容証明の書き方だけにとどまらず、日常生活でよく起こりがちなトラブルについて、その法律的な解決方法や予防策まで、弁護士のノウハウをちゃんと説明する
 B敢えてサンプル数を絞り込んで、大抵のトラブルに応用できるようにする
 C辞典的にサンプルを網羅するのではなく、効果的な内容証明を自分で考えて書けるようになるためのコツを伝授する
 D弁護士が書くような内容証明を、誰でも書けるようにする
 こんなコンセプトのもとに、書かれています。

 (本書「はじめに」より)

 

 

 

 

 「内容証明」という言葉を聞いて、果たしてどんなイメージを持たれますか。
 良いイメージではないでしょう。なんだかこれから大きなトラブルが起こってゆく宣戦布告通知のようなイメージではありませんか。

 裁判と同じで、できれば一生、内容証明なんて出したくも受け取りたくもないというのが本音でしょう。まして、内容証明を受け取った経験があれば、その見慣れぬ書式と威圧的な書き方にびっくりされたことでしょう。内容証明の差出人に弁護士名が書いてあったりすると、これはもう大変なことが起こってしまったと慌ててしまうのが普通です。

 ところが、この内容証明、その実体は「タダの手紙」なんです。もとをただせば、暑中見舞いやラブレターと全く同じ手紙に過ぎないです。このタダの手紙を、内容証明郵便という形式で出すものに過ぎないのです。ですから、極端な話、あなたに好きな人ができたとして、その人に内容証明でラブレターを送ったっていいんですよ。おそらく内容証明でラブレターを送ったら、「なんてヘンな人!」と思われて、その恋は実らないでしょうけどもね。

 では、何でタダの手紙を内容証明で送らなくてはならないんでしょうか? そして、何で内容証明で送る手紙があるのに、ラブレターは内容証明で出さないのが普通なんでしょうか?

 (第1章から抜粋)

 

 

※本書の購入を希望される方は、最寄の書店にご注文いただくか、
 インデックスコミュニケーションズのホームページからどうぞ。

 



 

<東京弁護士会所属>
弁護士 小 川 義 龍
<第一東京弁護士会所属>
弁護士 遠 藤 幸 子

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小川綜合法律事務所

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