選択とFACTA - 法律相談なら弁護士、小川綜合法律事務所へ

法律相談なら弁護士、小川綜合法律事務所へ

 弁護士ブログ・事務局ブログも連載中

選択とFACTA


このところ、日刊新聞紙を読まなくなった代わりに、「選択」と「FACTA」という月刊ニュース雑誌を定期購読している。

 以前は、自宅では読売か朝日、事務所では日経新聞を購読していたりしたが、既に日々の事実報道はネットで見る方が優れていて、Google Newsをブラウザのホームページに設定しておけば全く事足りる。
 むしろ新聞紙の価値は、社説などの論説記事や解説記事、或いは天声人語であるとか老人自慢・・・じゃなくて私の履歴書であるとかこういった読み物にあるが、これはネットからは一気に得難い。そこで、こうしたニュース雑誌の出番になるわけだ。

 かくして「選択」を読み始めて、日刊新聞紙の購読はやめた。こういう状態になってもう何年も経つ。
 私はマスコミには批判的・懐疑的なスタンスをとることが多い。特にこれまでにもブログで私見を披瀝してきたとおり、昨今のTV報道バラエティ番組の浅薄さ・無責任さは論外という気がする。
 しかし、この選択の記事の正確性や客観性はなかなかのものだと感じている。実際に正確なのか客観的なのかを検証したわけではないのだが、例えば裁判とか法律絡みの記事が、用語を含めて実に正確かつ客観的な観察のもとに書かれているところから、おそらく他の記事もそうなんだろうと推測している次第だ。

 一方「FACTA」であるが、創刊間もないからかもしれないが、正確性や客観性は選択に劣る。例によって裁判記事で比較してみると、不正確な記述や語法が散見され、記者の理解も浅い。選択が1軍記者によって書かれているとしたら、FACTAは2軍記者が書いているが如き印象だ。この両誌の違いは、編集者のセンスの違いというべきかもしれない。

 とはいえ、選択は国際政治を中心にグローバルな視点が、他方でFACTAは国内経済を中心としたドメスティックな視点が多く、記事分野としては大きくかぶらない。そういう理由でとりあえず両誌を読んでいるわけだが、FACTAは相変わらず浅い感じが否めないため、もう次の購読更新はやめておこうかと思ったりしている。

 全く余談だが私は、こういう優れたニュース雑誌も素晴らしいと思うが、人目をはばかる下世話なネタが満載の三流週刊誌(特に怪しい広告に目が行く)だとか微妙にダークサイドの香り漂う二流夕刊紙(特にやっぱり怪しい広告が気になる)も大好きだ。情報は硬軟取り混ぜてまんべんなく取得するのがいい。