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インターネット関係
しかしここで、恥ずかしげもなくこれを撤回する(笑)。
今大変に便利しているのが、このiMode携帯なのである。
では、何に便利しているのか?
それは、「iModeメール」だ。この「iModeメール」、携帯やPHSのショートメールサービスとは違う。あれは文字数に制限があるし、携帯同志でないと送れないなどの制約がある。
しかし「iModeメール」は、純粋なインターネットe-mailだ。どんなプロバイダからも、どんなプロバイダへも送受信できる。普通のe-mailと全く同じことが、携帯電話でできるといっていい。
加えて、普通のe-mailよりもさらに便利な機能がある。それは、メール本文中に、市外局番から記載された電話番号(例えば「03-1234-5678」といった形式の)が書いてあると、ここが強調表示されて、ボタンを押すだけで、そのままその電話番号先に電話をかけることができる。これは便利。
ではこの「iModeメール」を実際にどう使うのか。
それは、外出時に事務所からの伝言を受け付けるために使うのだ。
例えば、外出時に事務所から携帯に連絡が入った場合、裁判中だったりすると留守電が応答して後でかけ直さなければいけない。こんなやりとりをしないで、事務所から弁護士宛の連絡は、全て「iModeメール」に入れてもらう。口頭での携帯電話連絡はさせずに「iModeメール」にメールを送信してもらうのだ。
「iModeメール」の着信は、携帯のベルが何度か鳴ることによってすぐわかるし、しゃべるわけではないから、これなら裁判中にも要件を確認することができる。しかも文章だから正確性も期せる。
さらに、例えば依頼者から折り返し電話くれという要件でも、その電話先を「iModeメール」に記載して送ってもらえば、そのメール画面から直接電話をかけてしまえる。口頭だと、こうはいかない。いちいちメモを取りだして筆記具の用意をし、聞き取りにくい音声をなんども確認したりして、さらに自分でその番号をプッシュしなければいけない。なんと手間のかかること!「iModeメール」ならワンタッチなのに。
私は、この「iModeメール」への事務連絡を覚えてから、外出時に携帯電話を活用することが格段に進歩した。
さらに、こんな応用的使い方もできる。
外出しているときに、裁判所と相手方に電話したくなったとしよう。このとき、事務所に電話して、こう言うのだ。「~さんの件、裁判所の事件番号、担当書記官名、裁判所の電話番号、相手方代理人の名前と電話番号、依頼者~さんの電話番号、これ全部iModeにメールしておいて。」と。
そうして送られてきたメールを見ながら、その画面の中から次々電話をかけられるのだ。裁判所にかけたときに、事件番号でとまどうこともない。
また、「iModeメール」は携帯電話の中に一定通数保存できるから、その後も再び使う可能性があれば、登録保存しておけば、そのまま簡易事件簿が携帯電話の中にできてしまう。受け取る弁護士の携帯にも、送った事務局のPCにも履歴が残るから、行き違いがありえない。
ぜひ「iModeメール」を導入されることをお勧めする。久々のヒット!
ちなみに現時点で購入するなら、カラーiModeの新製品、D502iがお勧め。
なお、便利便利のインターネットバンキングも、「iMode」携帯なら使用できるので、インターネットバンキングと「iModeメール」の為だけに携帯を買い換える価値は十二分にあろう。
インターネットにはどのようにして接続しておられるだろうか?
専用線を導入しているという先生。羨まし過ぎます。お金持ち! こういう先生は以下読まなくても結構。でも専用線を入れるほど、弁護士業務にインターネットは必要ですか?
私は、インターネットに快適に接続するためには、現状、
・ISDN回線
・ダイアルアップルータ
この環境がベストコストパフォーマンスだと信じている。
まずISDN回線は、従来のアナログ回線ではなく、最近NTTからしきりに広告されているデジタル回線のこと。基本料金も今までのものとあまり変わりなく、しかもひとつの電話番号で2回線が標準となっているため、仕事に十分使える。そればかりか、アナログ回線にモデムで接続するのと違って、インターネットに接続するまでの時間が、とびきり速い。モデム接続だと、普通30秒はかかる接続時間が、もう、これは瞬時といっていい。数秒で接続してしまう。このストレスのなさ、この軽快さが、インターネットをより身近なものにしてくれる。
このISDN回線を導入するのは当然のこととして、ところで、ISDNにしたら、モデムは使えない。使えないというのは不正確で、使えることは使えるのだが、アナログ回線用の普通のモデムをISDN回線に接続しても、上記のような接続の高速化・高速通信は望めない。
そこで、「ISDN専用のモデム」を別途購入することになるが、この「モデム」には二種類がある。ひとつは「TA」(ターミナルアダプタ)というもの。もうひとつは「ルータ」(ダイアルアップルータ)というもの。
どちらも同じ事をするわけだが、買うんだったら「ルータ」が断然お勧め。「ルータ」とは簡単に言うと、「TA」+「LANハブ」の複合体。いわゆる「TA」が個々のパソコンのシリアルポートに直結して使うのを前提としているのに対して、「ルータ」は、LANによるネットワーク上に接続することを前提とした「TA」といっていい。
だから、「TA」の場合、原則としてこれがつながれたパソコンでしか使用できず、使い方も従来のモデムと同様となる(接続画面がいちいち表示される)のに対して、「ルータ」なら、ネットワーク上に独立したインターネット接続用の一種のパソコンが導入されているようなものだから、ネットワークにつながれたパソコンならどれからでも利用できるし、ひとつのコネクションIDで同時に複数のパソコンからアクセスすることもできてしまう。しかも、接続画面は表示されずに高速接続するから、ブラウザやメールを起動した瞬間に、もうインターネットにつながれている(接続画面はいちいち表示されない)という具合。まさに専用線感覚。これは本当に凄い。
このルータ、TAよりもやや割高なだけで、対して値段は変わらないうえに、LAN接続用のハブも兼ねているので、これからのインターネットはISDN+ルータで決まり!
ちなみに、定評のあるルータは私も使っているNTT-MEの「MN-128SOHO」シリーズ。
但し、このダイアルアップルータ、アナログファックスモデムと比べて、唯一の難点がある。それは、ファックス送受信ソフトの選択肢が一つしかないこと。パソコンに標準添付されているようなファックスソフトは使えないので、新規購入しなければならない。
ルータで使えるファックスソフトは、メガソフトという会社の、「RVS-COM2000」と同社の「STARFAX2000」の組み合わせ。これを両方買わなくてはならない(「RVS-COM」だけでも一応ファックス通信は出来るが、使い勝手が悪い)。さらに「RVS-COM」は使えるルータが極めて限られているので(上記NTT-MEのものなら大丈夫)、ルータを買うときに店員に使えるかどうか良く確認して一緒に買ってしまうのが良い。
日弁連広告規程によると、弁護士の広告可能媒体としてホームページは列挙されていない。
ここから、ホームページは禁止されているという(反対)文理解釈をされる向きもあるようだが、これは余りにも繁文縟礼に過ぎる。
昨今、弁護士の広告解禁(限定的)について議論されているが、個人的には、弁護士会の監督の下、どんどん広告できるようにしていったらいいと思う。まぁアメリカのようにテレビコマーシャルなどやってしまうのは、今の段階では、どうかと思うけれど。
で、結論としては、ホームページはどんどん作っていったらいい。
そこで、何の目的で作るかだが、やはり第一に市民向けのリーガルサービスだろう。自分自身の宣伝ではない。
弁護士や法律事務の情報は余りにも不足している。このため、世間には、事件屋だとか整理屋だとかが跋扈している。
正しい情報を、弁護士自らの手で宣伝広告する。弁護士会だけにこれを任せていては、今や不足だ。個々の弁護士が、自分の業務過程で得た情報を、それぞれのホームページでどんどん公開すべきだろう。
そうやって、個々の弁護士のホームページ情報の積み重ねによって、リーガルサービスが充実してゆくと思われるのだ。
ちなみに、ホームページ作成ソフト。私が使っているのはマイクロソフト「フロントページ2000」。弁護士必須のオフィスソフト「Microsoft Office2000」に同梱されているので使っている。ただしこれはイントラネット構築なども意識した汎用ソフトであるだけに、奥は深いが、Accessと同様、とっつきにくい。
なお、ホームページ更新用ソフト(FTPソフト)は、「小次郎」(シェアウェア)。更新用だけに特化されていて、すこぶる使い勝手がいい。これは万人にお勧め。
ただ私のこのHPのように、掲示板などのCGI(=凝った仕掛け)を作ろうと思うと、それなりの知識だけでなくFTPソフトも必要となってくる(UNIXコマンドでファイルの属性を変更する必要がある)ので、パンピーな弁護士じゃ対応できないかな(笑)。
TKC判例検索
月額1万円程度の固定料金で5時間までの利用ができる。判例は定期的にアップデート。全文検索ができる。自分の興味のあるキーワードを登録しておけば、そのキーワードにヒットする最新判例が登録された場合に、電子メールで案内が来る。この辺は、従来のCD-ROMによって提供される判例検索システムより出色したところ。
日経記事検索
日経新聞や雑誌などの記事を過去一年にさかのぼって検索できる。
新聞記事検索は著名なサイトは全部有料で、ここもその例に漏れないが、日経の過去の記事を快適に検索できる。検索記事一項目につき150円。ここは他にも帝国データバンクなどの企業情報や信用情報(倒産情報)なども扱っていて、手軽に利用できる点が、弁護士業務には二重丸。
Law Net(ローネット)
メールの無料転送サービスをやっている。今お使いのメールアドレスを登録すると、「(好きな名前)@law.ne.jp」というヴァーチャルメールアドレスがもらえる。個人メールアドレスを仕事で公開したくない人にお勧め。
日経netbrain
同名の月刊雑誌が出ているが、これはそのホームページ版。仕事に使えるネット情報が満載されおり、今私の一番のお気に入り情報ページ。ビジネス用途に厳選したリンク集も秀逸。
駅前探検倶楽部
要するに市街地図集である。いろいろな設定で市街図を検索できるが、一番のお勧めは、「首都圏道案内マップ」。これは、最寄り駅や住所、ビル名の一部を入力するだけで、その駅から目的地までの案内図がカラーで表示される。もちろんルート表示もされる。これを印刷できれば、自分の事務所の案内図も簡単に作成できそう。
紀伊国屋書店
現在出版されている書籍を書名や著者名から検索できる。このデータベースは凄い。しかも無料会員登録すれば、ネット上でその書籍を注文することもできる。注文した本は、翌日事務所に届けられる。
アスクル
オフィス用品、文房具、消耗品などをインターネット上で注文できる。注文すれば翌日配送。これは事務職員さん必携。うちの事務所はいつもここを利用しています。分厚いカタログを送ってくれるので、それを見て購入商品を決めて、ウエブ上で注文すればOK。
こういった使えるホームページは、URLをブラウザの「お好み」メニューに登録しておくだけでなく、デスクトップにショートカットを保存しておくとよい。
こうしておくと、ダイアルアップルータでインターネット接続できる環境が整っているならば、殆ど自分のパソコンの中に情報が保存されているくらいの感覚で瞬時に利用できる。ダイアルアップルータの効用については別項を参照のこと。
携帯パソコン(テリオス)を持つ身には、iModeってあんまり使えないなぁ。速度遅いし。パケット通信てところが斬新だけど。今私が使っているのは、NTT DoCoMoのN501iというやつ。今どきの携帯にしては重いので、ワイシャツの胸ポケットに入れる派としては、失敗。
法律業務には、はっきりいって別段役に立ちません。今のところ。敢えて言うならば、インターネットバンキングができることくらい。
といいつつ、来春、P502iが出たら、早速買い換えるつもりでいるんだけれど。これは、単なるオタク趣味のなせる技。
でも最近、iModeメールなら使えるのではないかと結構本気で考えているところ。
・・・と書いたのだが、しかし「やっぱり使える」という結論に達した。前言撤回(笑)。
詳細は、「iModeは使えるか?その2」をお読み下さい。


