驚愕のインターフェイス 〜 iPod touch(自慢篇) - 法律相談なら弁護士、小川綜合法律事務所へ

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驚愕のインターフェイス 〜 iPod touch(自慢篇)


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 想像を超えた驚愕の使い心地である。

 おとといの月曜日にiPod touchを入手した。昨日、銀座のApple Storeに行ったら試用展示すらされていなかったから、日本では最速で入手したものの一人ではないかと、自慢の書き込みである。鼻高々で恐れ入ります。

 私はかれこれ20年近いマックユーザーなので、アップルの製品には目がないわけだが、このiPod touchほど実物を手にして興奮した製品は少ない。既にiPhoneという先行発売品があって、そのインターフェイスは各所で紹介されたりしていて評判は十分聞いていた。このiPod touchも実際に発表されてから日本で入手できるようになるまで1ヶ月ほどかかっているから、この間にYou tubeで動画が紹介されるなど、すげぇなあと思うには思っていた。

 そしておとといの入手である。

 このiPod、iPodというからには本来は携帯音楽プレイヤーなわけだが、実は私が期待していたのは、ウェブ閲覧だ。無線LAN機能が内蔵されているので、アクセスポイントが近くにあれば、内蔵ブラウザを利用してウェブを見ることが出来る。

 このウェブ閲覧の速度が劇速なのだ。とにかく速い。驚愕の使い心地の一端はここにある。

 速いといっても廉価版ノートPC並の速さなのだが、わかる人にはこの速さがいかに凄いかお分かりになろう。日本で発売されている携帯機器のブラウジング速度は、廉価版ノートPCどころか、一昔前の中古PCにも及ばない表示速度なものばかりだ。喩えて言えば、モデム接続時代のネット閲覧のような感覚だ。画像が多く含まれていると、パラパラと画像が表示されていって、何十秒もかけて一ページが表示される。待たされ感いっぱいといっていい。こういうのが携帯機でのブラウジングの常識だった。EM-ONEでこの状況の脱却が果たされそうだったが、それでもPCと遜色ないところまでには達しなかった。Advanced W-ZERO3esも入手したが、右に同じであった。
 ところが、iPod touchのブラウジングは、かなり重いページを次々ネットサーフしても、パラパラではなく、パッと表示される。新規ページにアクセスしたときのワンテンポの間はあるが、もうこのスピードは圧倒的といっていい。PDAや携帯機では比較する相手が存在しない。待たされ感が皆無だ。
 スクロール描画も速い。ガラスの下に紙に印刷されたウェブ用紙が敷いてあって、これをガラス越しに指先に付いた見えない磁石で動かしている感じ、と言ったらお分かりになろうか。またページの拡大縮小(ズーム)も極めて速い。優秀なオートフォーカスのズームレンズで被写体を捉えている感覚だ。これらが指先のジェスチャーだけで実現する。もたつきや誤動作も皆無だ。筐体を縦横に回転させたときに、画面も一緒に縦横に向きを変える動作もスムーズそのもの。地球ゴマを見ているような不思議さだと言ったらイマドキの若者には通じない喩えだろうか。
 こんな驚くべきインターフェイスは、例えばW-ZERO3だとかEM-ONEだとか、私が普段から利用しているPDAと比べると、次世代どころか次々世代のインターフェイスといってよかろう。さながら、映画「マイノリティ・リポート」でトムクルーズが使っていた近未来のPCインターフェイスそのものだ。

 おそらく無理なくワイシャツの胸ポケットに入れて携帯できるPC並の表示速度のブラウザは、このiPod touchが唯一のものではなかろうか。

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 ブラウザがこれだけ使い物になるならということで、応用編として、Gmailを表示させてみた。ご承知とは思うが、Gmailはウェブ上で利用できるフリーメーラーだが、優れいているのは、既に保有している日常のメールアカウントも全て利用できるということだ。簡単に言えば、ブラウザを普段のメーラー代わり利用できるシステムと言っていい。ウィルスチェックは完璧だし、スパムフィルタも秀逸。普段のメーラーはいらなくなるくらいの高性能だ。

 このGmailを表示させてみたところ、問題なく送受信できた。メール作成は、QWERTY配列のソフトキーボードで行うが、携帯電話でおなじみの予測変換機能がついていて、意外と入力ミスも少なく普通に使い物になる。もちろん、これで長文入力しようという気にはなれないが、出先でちょっとしたメールを返信するとか、ブログを修正するとか、こういう用途には実に向いている感じだ。

 無線アクセスポイント必須という縛りがあるにせよ、これだけ使い物になると、携帯音楽プレイヤーであったことを忘れて、もはやPDAとしての期待ばかりが膨らんでくる。iCalというアップル純正スケジューラと同期できるんだからサイボウズとも連携して欲しいなとか、Bluetooth接続でキーボードが繋がったらいいなとか、何よりもiPhoneを早く日本発売して欲しいなとか、今後の展開に大きく期待をしてしまう。Palm以来、久々に私のオタク心をくすぐる携帯ギミックの登場といった感想だ。

 PDAモノ好きにとって、これを手に入れて満足しない人はいないであろう今年のベストバイだが、ここで敢えて気付いた難点を少々。

 まず、ソフトウェアバージョンアップで対応されそうな気がするが、ブラウザを次々見ていると落ちることがある。重いページを次々見ているとこれが結構な頻度で起こる。落ちるといってもフリーズしたりリセットされるわけではないのだが、ブラウザが強制終了してしまう。割当メモリ不足であろうか。Gmailでメール作成中にこうなったらかなり頭に来るだろうなと思った。
 それから、心配だった日本語入力は予測変換機能付きで一応実用レベルに達しているが、単語登録ができない。それからデリートキーとMキーが近くて、Mをタッチしたつもりで直前の文字がデリートされてしまうことがあって、ここは要改良。またよく使う数字や記号は一画面に表示して欲しかった。これらはソフトウェアキーボードだから容易に改善できそうだ。
 また、これだけカスタマイズ心をくすぐる製品なのに、どこまでカスタマイズできるのかが未知なところ。

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デフォルトの状態だけで使い続けなければいけないとすると、魅力半減だ。ブラウザもプラグインを追加インストールできないと満足に見られないページもあったりするので、とにかくカスタマイズの可能性次第で今後の展開が決まるように思われた。
 なお、当初心配された16GBの容量が少なすぎるのではないかという点は、音楽やビデオを突っ込みすぎない限りはそれほど気にならないことが判明。今後どんどんカスタマイズできるとなればやっぱり不足か。まあその頃には次機種が出ていて、私は当然買い替えているだろうが。
 Windowsでの接続時の不具合が早速ニュースになっていたが、これは今週後半にも更新対応されるそうだ。

 最後に、最大の欠点をひとつ。

 これ、画面がバッチクなります。指先で操作するので手脂がついて、特に電源オフで画面が黒くなっているときなんて、表面がベタベタに跡がついてます。自慢げに見せびらかすときには注意。よく拭いて渡すように。いや、私の手がバッチイわけじゃなくてw