<徒然なる弁護士日記>
平成12年7月前半の日記

平成12年7月15日(土)  ogawalaw.com移行第一段完了

 CGI掲示板を除くHTMLページ群のサーバー移行が完了した。

 とりあえず、通常ページ群のみ移行させ、CGI会議室関係は、もとのサーバーに残してある。これはパスを変えなければいけないので、暇を見つけて1週間くらいの間に移行させてゆく予定。
 本ホームページも、全体的な雰囲気は変えていないが、ちょこちょことバージョンアップ(法律相談検索システム、Goメニュー、トップページなど)したのでご覧下さい。

成12年7月14日(金)  川崎支部

 梅雨は明けたんだろうか?
 あんまり天気予報は見ないので、梅雨明け宣言が出たのかどうか不明なのだが、このところ梅雨明け宣言を出して撤回する繰り返しの気象庁は、「梅雨は大分前に明けていました」宣言をするようになってきているから、未だ、梅雨明け宣言していないのかもしれない。
 ところで、今日は、うだるような暑さの中、横浜地方裁判所川崎支部へ行って来た。

 
横浜地方裁判所川崎支部。この先に川崎競輪がある(左)
同正面入口。5階建てで、家裁・簡裁も同じ建物(右)


例によってどの裁判所にもある石碑。
なぜ「〜地方裁判所」ではなく、単に「裁判所」なんだろう?

 当事務所で現在係属中の訴訟事件は、東京、八王子、川崎、横浜、小田原、横須賀、千葉、松戸、越谷である。別に、弁護士には管轄はないから、北海道から沖縄までどこの事件でも受任できるのだが、やはり関東地方の事件が多い。
 しかし、川崎とか千葉とか、こういう中途半端な距離の事件は、結構しんどい。いっそのこと大阪とか仙台とかであれば、一日仕事で、旅行半分の出張が出来るのだが、川崎あたりだと別に珍しくもなく、ただ時間をかけて行って帰ってくるだけだからだ。
 移動中の電車や車の中から、モバイルPCで事務所のサーバーにリモートアクセスして、ガシガシ仕事をすれば・・・とも思うのだが、実際、殆どそんなことはせず、キオスクで週刊誌を買って読みふけることになる(笑)。遠方の裁判所だと、一日外で仕事せざるを得ないことを予め心に決めているから、かえってモバイルで仕事が出来るのだが。

平成12年7月13日(木)  刑事弁護

 ある少年の刑事公判があった。

 罪名は道路交通法違反。もう少し詳しくいうと、いわゆるスピード違反である。
 普通、スピード違反というと、反則金を銀行で払えば済むとお考えの方が多いと思うが、何十キロもオーバーすると、簡易裁判所に出頭して罰金を払わなくてはならない。

 では、100キロオーバーしたらどうなるか
 反則金はもとより、罰金でも済まされない。刑務所行きを前提とした正式裁判が地方裁判所で開かれることになる。本件は、一般道で100キロオーバーしてしまったという事件だ。
 前科前歴もなく、交通違反すら一度もしたことがなく、車を買って数ヶ月目に、たった一度調子に乗って、深夜、車のいないトンネル内を試しにスピードを出してしまったがために、移動オービスに補足されて起訴されてしまったのだ。
 正式裁判であるから、テレビで見るような法廷に、法服を着た裁判官や、厳しい顔をした検察官が居並び、1時間近くも糾問される。この少年は、真面目な19歳の専門学校生だったが、実に気の毒ではある。自業自得といえばそれまでだが、不運でもある。
 初犯なら、まず実刑にはならないだろうが、それでも執行猶予付きの懲役何年という言い渡しがされることが多いから、非常に不名誉なことだ。本件の求刑は5ヶ月。

 
  東京地方裁判所の法廷前廊下(左)
同法廷への入口。沢山の被告人が裁かれた(右)
※なお、法廷内は撮影禁止

 ちなみに、道路交通法によれば、スピード違反の法定刑は、「6ヶ月以下の懲役又は10万円以下の罰金」である。スピード違反は刑務所に行く覚悟でやらなければならないという好例である。人ごとではない。
 なお、「俺はスピード違反で簡裁に呼ばれて罰金を払っただけで済んだ。よかった。」と胸をなで下ろした、あなた。罰金というのは、法律上、「罰金刑」といって、これも刑事罰。罰金で済んだという感覚はともかくとして、罰金も立派な「前科」なので、あなたも前科者(銀行振込の反則金なら行政罰なので前科にはならない)。
 くれぐれも、「前科2犯」にならないようにお気をつけを!

平成12年7月12日(水)  弁護士会館

 朝8時半に霞ヶ関ビルで定例の春秋会執行部会に出席し、終わった足で東京地検へ行って明日の刑事公判の記録を閲覧。その後、弁護士会館で用を済まして事務所に戻ってきた。

 
「弁護士会館」1階正面入口。誰でも入館できる(左)
弁護士会館が立地する日比谷公園通りを皇居に向かって(右)

 弁護士会館は、私が弁護士登録をして2年後に新築落成した建物で地上18階、地下1階。この中に、日本弁護士連合会、東京3弁護士会(東京弁護士会、第一東京弁護士会、第二東京弁護士会)、関東弁護士連合会、法律扶助協会、東京都弁護士協同組合、図書館、講堂(クレオ)、法律相談センターなどが入っている。旧会館は、大正時代に建てられた古色蒼然たる建物で、それはそれで威厳があったが、時代の流れは新会館のような高層建築にあるのだろう。
 弁護士自治の関係から一切の国庫補助を受けずに弁護士だけで建てた建物としては見事な建物(見事すぎるという声もある)。おかげで、東京弁護士会の会員全員、会館建設費負担金として100万円以上の拠出をして(させられて?)いる。

 
1階正面ロビー。この右手には案内嬢が2名(左)
1階エレベータホール(右)

 当HP法律相談箱<掲示板>で、繰り返しアナウンスしている「東京弁護士会法律相談センター」は、この会館3階に所在している。受付は1階奥。
 地下には、法律専門書だけを多数扱う書店や文具店、有料駐車場(狭い)の他、ちょっとしたレストラン街もあるので、法律相談の帰りに一息付いてていただくもよし。霞ヶ関の官庁街の中では、最もまともな食事がとれる場所として、付近の官庁職員も多く利用しており、昼時には行列ができる。

 
1階奥・霞ヶ関法律相談センター総合受付(左)
営団地下鉄丸の内線「霞ヶ関駅」B1b出口から地下直結(右)

平成12年7月11日(火)  いよいよ「ogawalaw.com」近日発進予定!

 先日、当事務所独自ドメイン「ogawalaw.com」を取得したことをお伝えしたが、本日、この独自ドメインにてサーバーを確保した。近日中に、当HPは、

   http://www.ogawalaw.com/

 へ移行することと相成った(本日現在、準備中)。
 これに伴い、当事務所のHP専用メールアドレスも webmaster@ogawalaw.com と変更になるので、今後はトップページの移行告知にご注意されたし(こちらも準備中)。
 なお、当分の間、こちらのURLもミラーサーバーとして存続させることにする予定。

 いよいよ当事務所の本格的ウエブ参入第一歩である。

平成12年7月9日(日)  最近読んでいるPC雑誌

 パソコン雑誌関係は、定期購読していたり、献呈されたり、キオスクで買ったりと、毎週山のように読んでいる私だが、最近、仕事でも使えるPC雑誌として評価しているのが、「日経 net brain」だ。


「日経 net brain」 2000年8月号

 月刊誌なので、日々の生の情報が入手できるわけではないのだが、こういった生の情報はどうせウエブから毎日取得しているから、別に雑誌から入手しようとは思わない。
 PCオタク的な情報ではなく、ネットワーク関係の仕事直結の情報が比較的平易に書かれて

平成12年7月8日(土)  独自ドメイン取得!

 事務所の専用独自ドメインを取得した。

   ogawalaw.com (オガワ ロー ドット コム)

 まだ自前のウェブサーバーを持っていないので、実際はドメインをキープしただけで立ち上げてはいない。ただ、せっかく余ったパソコンにLinuxをインストールしたことだし、専用線を入れて独立した事務所内ウェブサーバーを作るのも面白そう。
 しかしそうなると生半可なネットワークの知識だとやけどしそうなので、とりあえず、レンタルサーバーを導入することにするか。

平成12年7月7日(金)  小田原支部

離婚調停で、横浜家庭裁判所小田原支部に行った。

 
横浜地方・家庭裁判所小田原支部

支部では八王子・小倉に次いで全国第3位の事件数だそうだ
ちなみにどの裁判所にも、必ず「裁判所」という石碑が建っている

 去年の夏まで、ある会社の請負代金請求事件の原告代理人として1年以上通ったことのある裁判所だが、再び来ることになった。場所は、小田原城にほど近い閑静な場所。

 小田原支部の入口
地方裁判所・家庭裁判所・簡易裁判所が全部一つの庁舎にまとまっている
事件数は多いのに、普通の地方支部といったこぢんまりした佇まい

 台風が接近中とのことで、車で、東名⇔小田原厚木道路を通ってきた。小田原というと殆ど箱根で、旅行気分になるが、新幹線だと東京駅から30分ほど。車でも事務所から1時間かからない(但し渋滞がなければの話)。


どの裁判所にもある掲示板。裁判所の外塀付近に必ず設置してある。
ここに公示送達などの公示書類が無造作に掲げてある。
公示なんだが、誰も見そうにない。そもそも書類が重なっていて見にくい。

 調停なので、2時間ほど裁判所にいたのだが(調停は、申立人と相手方双方から交互に事情を詳しく聞くので、かなり時間がかかるのが普通)、この間だけで、知り合いの弁護士4人ほどとお目にかかった。なんでも、東京の代理人が付く事件が3分の1くらいを占めるんだそう。

平成12年7月6日(木)  呑めば呑むほど翌日の法廷に力が入る?

 仕事でおつきあいのある方から誘われて、久しぶりに新宿で明け方近くまで呑んだ。

 昔からそれほど飲んだくれる方ではないのだが、ここ数年、とりわけ独立してからこの方、仕事が終わるとどこかへ軽く飲みに行くパターンが日常化している。お気に入りは、荒木町や新宿にあるこじんまりとしたバーなのだが、昨日は昨日で、面白い飲み屋さんに連れて行ってもらって、カラオケメドレー。また一つ行動範囲が広がった気分だ。
 こうやって仕事を終えて呑んで大騒ぎすると、翌日の法廷もシャキッと務められるというもの・・・というのは言い訳だろうか(笑)。

 今日もうだる暑さ。酒臭い汗をかきながら、東京地裁で第一回口頭弁論期日の法廷に臨んだら、つい先日和解で終えた事件の裁判官が、再び本件の担当裁判官だった。
 裁判官が法壇の上から、「おや、小川先生。東京では同じ先生と立て続けにお目にかかることって、なさそうで結構あるんですよね。」などと、若干の雑談を。弁論準備の和解室では裁判官と軽く言葉を交わすことはあるのだが、法廷では珍しい。こちらは原告、相手方は欠席で、傍聴席にも人がいなかったせいであろうか。裁判官ご本人がもともとざっくばらんな方(ちなみに女性で、おそらく関西出身)で、しかもテキパキと的を射た訴訟指揮をなさるので、こういう法廷は、私は好きだ。

 

平成12年7月5日(水)  自由と正義

 午前中、仮処分の件で裁判所と面接して事務所に戻ってきたら、日弁連の機関誌「自由と正義」が届いていた。


「自由と正義」平成12年7月号の表紙

 この機関誌は、日弁連の会員、つまり弁護士全員に毎月送付される。
 毎号200ページ近く分量があるので、実は、あまり精読したことはないのだが、それでも巻末には弁護士懲戒情報や名簿変更情報などが掲載されているので、この辺だけはざっと読んで参考にしたりしている。特集も興味深い月と、それほどでもない月があって、読むときは読むのだが、読まない方が多い。それでも、毎号、書庫で保存している。

平成12年7月4日(火)  凄い雷雨

 夕方から、四谷界隈はものすごい雷雨になった。

 午後、弁護士会の委員会と裁判が2件とたて込んでいたのだが、ぎりぎりセーフで事務所に帰り着いた。その30分後から猛烈な雷雨。
 近所にぼこぼこと落ちているような雷鳴が轟いているが、停電することもなく無事執務を続けている。そういえば、私が子供のころは、雷が鳴ると結構停電したものだが、最近は、停電てないなぁ。日本も先進国になったものだと、爺臭い感想を抱きつつ(笑)。

平成12年7月3日(月)  忙中閑有り

久しぶりにスケジュールが過密でない一日。

 午前中、東京家裁で離婚調停が一件あっただけで、午後は何も予定が入っていない。不意の来客が一件あったが、この雷の中、事務所で落ち着いて仕事をしていられるのはなによりである。

 ちなみに、ある月の弁護士のスケジュールを見てみたい方は、こちらへ。

 

平成12年7月2日(日)  当番弁護

 数ヶ月に一回、番が回ってくる当番弁護の待機日。
 昼過ぎに当番弁護センターから私の携帯に電話が入った。都内某警察署に留置されている若者の覚せい剤事犯とのこと。
 これから接見に行くが、今日のような日曜待機の当番だと、背広を着ているわけではなく、ジーパンにポロシャツという出で立ち。こうなると、一見、弁護士かどうか分からない。一応、弁護士は、弁護士会から身分証明書を発行してもらえることになっているのだが、これは任意に申請してもらえるものに過ぎないので、私は、有効期限切れのものしか持っていない。


有効期限切れした私の身分証明書

 そこで、弁護士バッチだけが身分を証明する唯一の手段になるのだが(弁護士バッチの裏には登録番号が刻印してあり、その弁護士しか付けることが出来ない。)、ポロシャツにバッチを付けるわけにも行かず、結局、ジーパンのポケットにバッチだけねじ込んで、受付で提示するということになる。

 
ひまわりに天秤があしらわれた弁護士バッヂ表(左)と、
大蔵省造幣局の刻印入りの同裏(右)。
ちなみに材質は、純銀に金メッキ(金メッキは歳月とともに剥がれる)。

兄ちゃんがおっつけ駆けつけるが如く、なんとも間抜けた接見出動ではある。

平成12年7月1日(土)  ホームページをバージョンアップ

今まで「法律相談箱<掲示板>」だけがCGI会議室として設けられていた当ホームページ。ここに新掲示板CGIを設置した。

 その第一段として公開したのが、「小川事務所<待合室>」

 フリートーキング会議室は、発言錯綜して収拾がつかなくなる可能性があるため、暫く様子を見ていたのだが、収拾がつかなくなったら、登録制に移行することにして、とりあえずはパスワード公開で、誰でも入れるようにした。
IDは、ogawalaw、Passwordは、guest

 このホームページの感想なども書き込んでいただけると幸甚。


 

<東京弁護士会所属>
弁護士 小 川 義 龍
<第一東京弁護士会所属>
弁護士 遠 藤 幸 子

東京都新宿区四谷1-18 綿半野原ビル別館5階
小川綜合法律事務所

office@ogawalaw.com
※現在、メールによる法律相談は受け付けていません。