解約しにくいネットサービス
イサオドットネットというプロバイダを解約しようとした。
たしか当初はゲーム会社のセガが設立して、今はCSKが出資しているちゃんとしているように見えるプロバイダだ。
何年も前に加入して全然使っていなかったのを忘れていて、カード明細を見たら毎月何千円も引き落とされている。もったいないのですぐさま解約しようとした。
ところが、これが容易に解約できない。
まず、IDがわからない。
解約するためにはIDが必要そうなのだが、IDがわからないので会員ページにログインできない。最近のIDはメアドだったり自分の覚えやすい名前だったりするわけだが、このプロバイダは、このプロバイダ専用のメアドがIDになっているらしい。そんなもの何年も前にどっかにやってしまって分からない。
そこでIDを教えてもらおうと思ったら、手紙でしか教えられないんだそうだ。今時、リマインダはメールで送信されるのが普通だと思うが、手紙である。
ID再発行までに数日を要した。
さて漸く手紙でIDが来て、会員ページにアクセスしてみたところ、果たして解約のメニューがない。
申し込みだとか料金変更のメニューは堂々と目立っていても、解約のメニューは全く見当らない。FAQに「解約」という用語を入れても1ページ目には出てこない。なんと2ページ目にひっそりと出てくる始末である。
かくして解約の仕方は分かったわけだが、その解約は、所定のフォームをプリントアウトして、これを郵送しろ、ということだ。なんだとー!である。
入会やプラン変更はウェブでできるのに、なぜ解約は郵送のみの受付なんだ。しかも所定のフォームをプリントしなくてはならないわけだが、プリンタを手持ちでない人はどうするんだ(家庭にプリンタがないというケースは少なくないだろう。)。
IDを知るのに郵便、解約の仕方がはっきり書かれていない、漸く解約の仕方がわかっても郵便でさらに手間がかかる。入るは容易、出るは困難。解約までの道のりが面倒くさくなってそのまま放置する客は数知れないんじゃないだろうか。
こんな入退会手続システムが平気で維持されているとは、企業体質が推して知れるところである。


